保育園の園庭開放~さくらキッズ保育園
からふるの児童発達支援では、昨年の秋から近くの小規模保育園「さくらキッズ保育園」の園庭開放の日に子どもたちが職員と遊びに行かせていただいています。
からふるの理事とさくらキッズ保育園の理事長さんが元々の知り合いで、本来であれば保護者と参加する園庭開放の日に、職員と子どもたちで参加させていただけないか打診したところ、快く受け入れていただき、以来天候や子どもたちの健康状態を見ながら参加させていただいています。
先生たちがおもちゃや教材を用意して迎えてくださり、お友達も周りに集まってきてくれたり、普段の支援では体験できない貴重な体験をさせていただいています。
砂場遊びは、砂場のないからふるでは体験させてあげにくい遊びなので、保育園で毎回させてもらえることは本当にありがたいです。
砂をすくったり、砂の上を裸足で歩いたり、砂の感覚を感じられるあそびは、子どもたちにとってとても重要な感覚運動体験なんです。
加えて地域との交流の場としてもとても重要な体験になっています。
園の子どもたちが大きくなったら、からふるの子どもたちのことを覚えていてくれると嬉しいです。
医療的ケア児支援法が施行され、医療的ケアのある子どもが保育園に入園できるケースは確かに増えてきています。
しかしからふるの子どもたちの中にも未だ保育園への入園が叶わない子どもや、入園は認められたものの、登園日や登園時間に大きな制約のある子どもがいます。お母さんがお仕事を辞めたり、時間の融通が利きやすい仕事に転職されて何とか乗り切っているケースがほとんどです。
法律ができてもまだまだ保育園に通えるようになるのはハードルが高いことなんです。
今の放デイメンバーの中にも、保育園に通わないまま就学した子どもたちはたくさんいます。それでも当時はからふるの児発にたくさんの子どもたちが在籍していたので、からふるの中でいろんな交流ができていました。
ところが年々児発の子どもが少なくなっており、今は集団の体験があまりできない環境になっています。
現在からふるの児発に在籍している子どものほとんどは、年少・年中児です。このまま就学することになってしまうのかな…と思うと、焦りの気持ちもあります。
そんな中、園庭開放に快く受け入れてくださり、子どもたちに大切な体験をさせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
さくらキッズ保育園の先生方、そしてお友達のみんな、本当にありがとうごさいます!
また遊びに行かせてくださいね!