インクルーシブ公園
向日が丘支援学校は、令和9年度まで仮校舎で授業が行われています。本校舎の跡地は解体工事が進められ、学校だけでなく「地域生活拠点」「児童発達支援センター」「短期入所」などの共生型福祉施設が併設される予定です。
それに先行する形で、介護予防機能を追加した老人福祉センター『健幸すぽっと のびのび苑』とインクルーシブ公園『粟生畑ケ田公園』が11月にオープンしました。
インクルーシブ公園と聞いて、これは行かねば!と行ってきました。
普通の公園ではあまり見かけない遊具があったり、床面が柔らかい素材でできていて、転倒しても痛くないように配慮されていたり、隣接する『健幸すぽっと のびのび苑』の1階にある多目的トイレが利用できたり(高校生でも横になれるベッドが付いていました!)、さすがインクルーシブ公園!と思いきや…
滑り台は短っ‼
ブランコは6~12歳って書いてあるけど、小学生が乗っても大きすぎるんですけど‼
帯に短し襷に長し…という感じの、惜しい‼と言いたくなるところ満載のインクルーシブ公園でした。期待していただけにちょっと残念⤵
車椅子の子が一人でも乗れる遊具のある公園がもっともっと地域にできてほしいです。
向日が丘支援学校はすでに全部解体され、もう跡形もありません。
ここにできる「児童発達支援センター」も発達障がいを中心とした子どもたちの支援が中心になるようで、重症心身障がい児や医療的ケア児は対象外になりそうです。
「短期入所」は利用できる可能性はあるようですが、実態はまだ全然見えてきていません。
『健幸すぽっと のびのび苑』のテラスから向日が丘支援学校の跡地を見せていただきました。跡形もなくなった母校を寂し気に眺めていたT先輩の姿が印象的でした。T先輩は向日が丘支援学校が新校舎に戻ってくるまでに卒業してしまうので、特に思い入れがあるのでしょう。
新しい向日が丘支援学校が、からふるの子どもたちにとって学びやすい学校となることはもちろん、新しくできる共生型福祉施設も重症心身障がい児や医療的ケア児等を除外しないで、地域に暮らす子どもとして受け入れてもらえることを希望します。
※年内のブログ更新はここまでになります。残りは年明けに少しずつ更新します。