『仲間』が集まる場所
からふる・ぶらんしゅが入居している建物は「ベル・ウィッシュ上植野」と言います。
この名前は建物のオーナーさんが、「ベルを鳴らす仲間が集まる場所になってほしい」という思いを込めて名付けて下さったと聞いています。
からふるが開所にあたって最初にぶつかった壁が場所探しでした。広さや家賃、耐震基準、車椅子の子どもたちが利用できること…等の条件をクリアできるところが乙訓地域には本当に少なく、困り果てたことを思い出します。
現在の場所は、途方に暮れて立ち寄った不動産屋さんで売りに出されていた更地でした。土地を購入して建物を建設する資金がなかったからふるでしたが、テナントとして建設していただけるオーナーさんと出会い、そこに入居することができたのです。
オーナーさんには間取りもバリアフリー仕様も障がい者用トイレもすべて設計段階からからふるの意見を全面的に取り入れていただき、素敵な事業所をオープンすることができました。
そして「ベル・ウィッシュ」という素敵な名前までつけていただきました。
今からふるには多くの『仲間』が集まってくれています。
ご利用児さんはもちろん、保護者の皆様、職員、関係機関の方々、そしてからふるを応援したいと寄付を申し出てくださる方…等々。
『仲間』の支えや応援があると、気持ちも元気になれますね。
去年の今頃は、初めてのご利用児さんを迎えて未来に希望を膨らませていました。
あれから1年。思い通りにいかなかったことや不十分だったこともありますが、集まってくれた『仲間』とともに、これからもよりよい事業所を作っていきたいと思っています。
そしてまたベルを鳴らすとたくさんの仲間が集まってくれる場所になりたいと思います。